Lucky Kilimanjaro  「世界中の毎日をおどらせる」6人組が、バンド史上最大動員の全国ツアーの千秋楽をパシフィコ横浜で開催

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最新アルバム『TOUGH PLAY』を携えての大ホール公演

撮影:田中聖太郎

 「世界中の毎日をおどらせる」をテーマに、2018年結成。ますます人気の高まる6人組グループ、Lucky Kilimanjaroが6月19日、バンド史上最大動員の全国ツアー『Lucky Kilimanjaro presents.TOUR “TOUGH PLAY”』のファイナル公演を神奈川県・パシフィコ横浜大ホールにて開催。3月に発表された最新アルバム『TOUGH PLAY』から「ZUBUZUBULOVE」「ぜんぶあなたのもの」「週休8日」「果てることないダンス」等の楽曲をフィーチャーしつつ、初期の楽曲「Burning Friday Night」、20年発表の「夜とシンセサイザー」、前作『DAILY BOP』からの「雨が降るなら踊ればいいじゃない」等も含む全29曲で満員のファンを魅了した。

9月から全国ツアー開催

撮影:田中聖太郎

 メンバーは熊木幸丸(ボーカル)、柴田昌輝(ドラムス)、山浦聖司(ベース、シンセベース)、大瀧真央(シンセサイザー)、松崎浩二(ギター)、ラミ(パーカッション)の6人。本編でのMCはなく(曲中での観客への語り掛けはある)、長いイントロや長い間奏もない。流れるように次の曲へ移行していくのが快い。5人のメンバーが定位置について楽器を奏でる中、ソングライティングも手掛ける熊木幸丸だけが場内広しと動き回り、ときに話すように、ときに歌い込みながらオーディエンスのからだを揺らしにかかる。前向きな歌詞、張りのある歌声と強靭なビートが一体化して、心のミラーボールを回す。
 「ダンス・ミュージック? うまく踊れないし、ステップも知らないし・・・」という心配も、Lucky Kilimanjaroのライブには不要だ。まずこう動けなきゃ的お決まりのステップなどが決まっているわけではないし、そもそも、音に身を、任せていれば勝手に体が動き出すのだ。観客席を見わたすと、皆それぞれ、自分自身の感じ方に忠実に、自由に音の中を泳いでいる風景が飛び込んでくる。
 アンコールは、「350ml Galaxy」(ビールで乾杯する演出が楽しい)、「Super Star」、「君が踊り出すのを待ってる」の3曲。ようやく登場したMCパートで熊木は「このツアーが終わって、今度は秋ツアーが始まります。皆さんと一緒に2022年もっとおどっていきたいと思います」と力強く観客に呼び掛けた。
 7月13日にはシングル「ファジーサマー」をデジタルリリース、9月11日からは全国9か所のツアー『Lucky Kilimanjaro presents. TOUR “YAMAODORI 2022”』(ヤマオドリニーマルニーニー)が始まる。                               (原田和典)

Lucky Kilimanjaro presents.TOUR “YAMAODORI 2022"
9月11日(日) 大阪:大阪城野外音楽堂
9月18日(日) 神奈川:KT Zepp Yokohama
10月1日(土) 金沢:EIGHT HALL
11月3日(木・祝) 札幌:PENNY LANE24
11月6日(日) 仙台:Rensa
11月12日(土) 福岡:DRUM LOGOS
11月13日(日) 広島:CLUB QUATTRO
11月18日(金) 名古屋:Zepp Nagoya
11月25日(金) 東京:LINE CUBE SHIBUYA

http://luckykilimanjaro.net/

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