日本を代表するアンビエント・ミュージシャン、畠山地平がドキュメンタリー映画 『ライフ・イズ・クライミング!』のサウンドトラックを発表

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 国内外のレーベルから現在にいたるまで多数の作品を発表し、日本を代表するアンビエント/ドローン·ミュージック·シーンを牽引する存在となったChihei Hatakeyamaこと畠山地平。Spotifyの2017年「海外で最も再生された国内アーティスト」ではトップ10にランクインするなど、これまでも海外での人気が高かった彼が、この度映画のサウンドトラックを発売することが決定した。
 パラクライミング世界選手権4連覇を成し遂げた視力を失ったクライマーとその相棒が、アメリカへ旅に出て、想像を超えるクライミングに挑むまでを描いたドキュメンタリー映画『ライフ・イズ・クライミング!』が、5月12日(金)に公開を迎える。これにあわせて5月10日は、その劇中音楽を収録した『ライフ・イズ・クライミング・オリジナル・サウンドトラック』が発売される。収録曲は映画のために書き下ろされた新曲ばかりで、このタイミングでは世界に先駆けて日本のみでのリリースとなっている。制作にかなりの時間をかけて、内容においても参加ゲストにおいても、畠山自身個人的にかなり気に入っている作品が完成したという。収録曲「Ancient Art」には石井智宏がバイオリンで、過去にコラボ・アルバムを制作したこともあるアメリカ人ミュージシャンのマイケル・グリゴーニが「What Lies Ahead?」でアコースティック·ギターで参加している。コロナ禍によってもたらされた家族との交流の時間、そしてその真っ只中の2022年春に行なったアメリカ・ツアーを経て、今までアプローチしてなかった趣向への挑戦という欲望が増幅されていったことが創作に繋がり、今回のアルバムの完成につながった。感動と興奮が入り混じった今回の映画に寄り添い、時には鼓舞する役目も果たしている今回の音楽は、オフスクリーンでも聴く者を浄化してくれるような、そんな爽やかですっきりとしたサウンドに仕上がっている。

■バイオグラフィー
 Chihei Hatakeyamaとして2006年に前衛音楽専門レーベルとして定評のあるアメリカの<Kranky>より、ファースト・アルバムをリリース。以後、オーストラリア<Room40>、ルクセンブルク<Own Records> 、イギリス<Under The Spire>、<hibernate>、日本<Home Normal>など、国内外 のレーベルから現在にいたるまで多数の作品を発表し、ライヴ・ツアーも行なっている。デジタルとアナログの機材を駆使したサウンドが構築する、美しいアンビエント・ドローン作品を特徴としており、主に海外での人気が高く、Spotifyの2017年「海外で最も再生された国内アーティスト」ではトップ10にランクインした。独自の楽曲制作の他、映画などにも楽曲を提供している。ソロ以外では伊達伯欣とのエレクトロ・アコースティック・デュオOpitope、ヴォーカリスト佐立努とのユニットLuis Nanookでとしてアルバムをリリースしている。加えて、世界的に支持される日本の電子音楽家ASUNAやアンビエント・アーティストHakobune等ともコラボレーション・アルバムを発表している。2021年4月、イギリスからの第一弾リリースとなるアルバム『Late Spring』を発売した。2023年5月公開のドキュメンタリー映画 『ライフ・イズ・クライミング!』の劇中音楽を担当することが決定。

■商品情報
アーティスト:Chihei Hatakeyama(畠山地平)
タイトル:Life is Climbing Original Soundtrack
(ライフ·イズ·クライミング·オリジナル·サウンドトラック )
発売日:2023年5月10日(水)
形態:CD
品番:GB1588CDOBI
価格:2,500円(+税)
※日本先行発売、ライナーノーツ 付き (野田努)
レーベル:Gearbox Records
<トラックリスト>
1.Theme of “Life is Climbing”
2.What Lies Ahead?
3.Feel Conflicted
4.New Scenery
5.Ties
6.Fear
7.Discover Yourself
8.Current of The Times
9.Beautiful Partnership
10.Departure
11.Ancient Art

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