東京芸術祭2022 芸劇オータムセレクション『WORLD BEST PLAY VIEWING ワールド・ベスト・プレイ・ビューイング』が10月5日(水) ~10月9日(日) 東京芸術劇場 シアターイーストにて上映

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舞台劇+映画的テクニックの粋=かつてない映像体験。演劇と映画がミックスされた、ここでしか観ることのできない新感覚が拡がる

 舞台の臨場感と独創的な映画の演出が一度に楽しめる“プレイ・ビューイング”特別上映会「ワールド・ベスト・プレイ・ビューイング」。演劇と映画がミックスされた新感覚の映像体験となる5日間限りの上映会だ。

 フランスの太陽劇団とオランダのインターナショナル・アムステルダム。世界の演劇シーンを席捲する二大劇団の話題作に、スクリーンを通して触れられるまさに貴重な体験のできる映画は、斬新なカメラワーク、多彩なアングル、絶妙なカット割りなど、舞台劇が素材ながら映画的テクニックの粋が尽くされたかつてない映像体験だ! ライブとは違ったアプローチで舞台芸術の真髄に出会う『WORLD BEST PLAY VIEWING ワールド・ベスト・プレイ・ビューイング』。演劇好きのみならず映画好きも興奮すること必至の映画なのだ。

ワールド・ベスト・プレイ・ビューイングとは?

 フランス・パリ郊外のカルトゥーシュリ(弾薬庫跡)を拠点に独自の演劇活動を続けてきたテアトル・デュ・ソレイユ(太陽劇団)。カリスマ演出家アリアーヌ・ムヌーシュキンを中心に様々な国籍・民族のメンバーが集団創作を行い、演劇の可能性を広げる挑戦的な舞台は多くの観客を魅了してきた。西洋古典劇の新たな解釈、東洋の芸能様式の探求、社会問題への深い関心を表現しながらも、劇団員が総出で観客をもてなすようなサービス精神も併せ持ち、まさに演劇のユートピアを体現するような唯一無二の劇団である。一方のオランダのインターナショナル・シアター・アムステルダム(ITA)は、芸術監督イヴォ・ヴァン・ホーヴェのもと古典劇の大胆な解釈から名作映画の舞台化まで、実験的な演劇表現で注目を集めてきた。実演に映像を絡めるイヴォのハイブリッドなスタイルは他の追随を許さず、世界中の劇場から演出オファーが殺到している。二つの劇団のスペクタクルは、仕掛けと企みに満ちた演出、俳優たちの圧倒的演技、加えて音楽、美術、照明などあらゆる舞台表現が駆使され、ライブはもちろん映像で見ても見応え十分。観客の心を鷲掴みするような、まさに“早送り”できない映像体験。 時間を忘れて没入できる劇的世界がスクリーン上で繰り広げられる。

上映時間4~5時間、ヨーロッパの大作を劇場で浴びよ! 

『最後のキャラバンサライ(オデュッセイア)』(2006年)LE DERNIER CARAVANSÉRAIL(Odyssées)

©Michèle Laurent

ー今なお続く難民問題への綿密なリサーチから作られた大スペクタクルー
 難民問題に果敢に切り込む迫真の舞台劇。演出家ムヌーシュキンと劇団メンバーが綿密なリサーチを重ねて、アフガニスタンをはじめ東欧、中東の難民たちの証言をもとに、激動の現代史を描いた長編舞台を新たに映像として撮影した作品を紹介する。

※フランス語上映・日本語字幕付き
監督:アリアーヌ・ムヌーシュキン  作・出演:テアトル・デュ・ソレイユ(太陽劇団)
上映時間:4時間50分(休憩あり)
配給/映像提供© ARTE France / Théâtre du Soleil / Bel Air Media – France 2006

『モリエール』(1978年フランス・イタリア合作映画/2022年4Kデジタルリマスター版)
MOLIÈRE ou la vie d’un honnête homme/ LE FILM EN VERSION RESTAURÉE

© Michèle Laurent

ー惜しまれつつも閉館した岩波ホールで公開された伝説の名画ー
 愛と革命、芝居に生きた劇作家モリエールの一大ロマン。人間への深い洞察を喜劇へと昇華させた17世紀フランスが生んだ偉大なる劇作家の波乱に満ちた劇的人生を、大掛かりなロケ撮影を交えて描いた。1983年に岩波ホールで公開された作品。1978年度セザール賞最優秀撮影賞・最優秀美術賞受賞。プロデューサーには、クロード・ルルーシュ監督が名を連ねている。

※フランス語上映・日本語字幕付き
監督・脚本:アリアーヌ・ムヌーシュキン  出演:フィリップ・コーベール、ジョゼフィーヌ・ドレンヌ、 ブリジット・カティヨンほか
上映時間:4時間25分(休憩あり) 
配給/映像提供:© Théâtre du Soleil / Bel Air Media

『ローマ悲劇』(2021年) Romeinse tragedies

©Jan Versweyveld

ー観客をドラマに巻き込み、舞台上からSNS投稿も可能という型破りなシェイクスピア劇ドキュメントー
 シェイクスピアのローマ悲劇三部作『コリオレイナス』 『ジュリアス・シーザー』 『アントニーとクレオパトラ』よりインターナショナル・シアター・アムステルダム(ITA)からは、上演そのものが奇跡と言われる極めつけの作品をセレクト。現代人を撃つシェイクスピア/血の抗争『ローマ悲劇』はシェイクスピアの三大ローマ劇が描く裏切りと扇動のドラマを現代に置き換えたもの。何と観客もそれらの抗争劇を間近で目撃するという体感型の舞台で、場内では撮影OK、SNS発信も飲食も自由という、演劇のテーマパークとして話題となった作品。今回が本邦初公開となる。

※オランダ語上映・日本語字幕付き ※中学生以上推奨
原作:ウィリアム・シェイクスピア
演出:イヴォ・ヴァン・ホーヴェ  出演:インターナショナル・シアター・アムステルダム(ITA)
上映時間:5時間40分(休憩あり)
映像提供:Internationaal Theater Amsterdam

<上映スケジュール>

10月5日(水) 11:00 『最後のキャラバンサライ(オデュッセイア)』

10月6日(木) 11:00 『モリエール』

10月7日(金) 11:00 『ローマ悲劇』

10月8日(土) 10:15 『モリエール』

10月8日(土) 16:30  『最後のキャラバンサライ(オデュッセイア)』

10月9日(日) 11:00 『ローマ悲劇』

※開場は上映の30分前

※本編上映前にアリアーヌ・ムヌーシュキンとイヴォ・ヴァン・ホーヴェのメッセージの映像あり

※上映回によってはアフタートークを予定。詳細は決まり次第WEBにて

<チケット料金>(入場整理番号付き自由席・税込)

一般2,500 円 / 65 歳以上 2,000 円 /豊島区民割引2,000円/ 25 歳以下 1,000 円

2作品セット券4,000円、3作品セット券6,000円

<チケット取扱>

【東京芸術劇場ボックスオフィス】

<TEL>0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)

※一部携帯電話、PHS、IP電話からは、ご利用いただけません。

<窓口>営業時間:休館日を除く10:00~19:00

<WEB>https://www.geigeki.jp/t/

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