山本一慶、舞羽美海、十碧れいや、松井勇歩、ピクニック、石田隼、小澤亮太 出演 ロンドンコメディ『Run For Your Wife』開幕!
2023年7月12日(水)から池袋・あうるすぽっとにて、ロンドンコメディ『Run For Your Wife』が開幕した。イギリスの人気劇作家レイ・クーニー原作、ウソにウソを重ねる抱腹絶倒の大騒動を描く人気作。本作は2019年にスタートした俳優・山本一慶が主演/ジョン役を演じるシリーズで、山本は今回演出にも挑戦。ジョンの2人の妻役には、元宝塚歌劇団同期の舞羽美海と十碧れいや。コロナ禍の公演延期を経て遂に本番を迎えた。ジョンのウソに巻き込まれる上の階の住人スタンリー役に石田隼、カン違いで現場を混乱させるポーターハウス警部役には芸人のピクニックが挑む。さらにフリーのドレスデザイナー・ボビー役に小澤亮太、真面目なトラウトン警部役には松井勇歩が担い、ジョンを追い詰める。山本による演出、個性豊かなキャスト、そして日替わりゲストと共に、巧妙なストーリー展開と上質な笑いを満喫できる。公演は7月19日(水)まで。
(前編62分、休憩15分、後編53分)
これまでの記事はこちら↓
https://meet-the-topics.com/release-37/
https://meet-the-topics.com/release-47/
【物語】
タクシー運転手のジョン・スミスは、真面目で平凡な男。しかし彼には、人には言えない秘密があった。実はその優柔不断な性格から二重結婚をしていたのだ。早番と遅番を使い分けた綿密なスケジュールで、二人の妻と楽しい日々を送るジョン。しかし、ある事故によってスケジュールがめちゃくちゃになってしまい、この秘密が発覚しそうになる!事故の詳細を確認するためにウインブルドンのメアリー・スミス宅にウインブルドン警察署のトラウトン警部がやって来た。あわてたジョンは、メアリーの家の上の階の住人であるスタンリー・ガードナーの助けを借りて、その場を取り繕うことにする。が、そこにU・P・Iの新聞記者まで現れてさらに大騒ぎに。一方、ストレタムのバーバラ・スミス宅にもストレタム警察署のポーターハウス警部が訪ねて来た。バーバラが、時間になっても帰ってこないジョンを心配して警察に電話したからだ。なんとかメアリー宅を抜け出したジョンがストレタムの家に戻ると、さらにバーバラ宅の上の階に越してきたフリーのドレスメーカーのボビー・フランクリンまでが登場して、ウソにウソを重ねたジョンとスタンリーは悪戦苦闘、さらなるピンチに陥る!
【フォトセッションにてコメント】
▼山本一慶(ジョン・スミス役)
無事にゲネプロを迎えられて一安心ですが、一安心できない作品でもあるので、このメンバーで積み上げてきたものをお互いに信じ合って、皆さんにお届けできたらと思っております。
≪見どころ、お気に入りのシーンについて≫
勘違いが勘違いを生み始め、全員集合する第二幕の一連の流れがすごくスピード感もあって、僕自身も楽しんで演じているので見どころの1つです。あとはポーターハウス警部(ピクニック)。衣裳で視覚的にも笑わせてくれるので、そこもお楽しみください。
▼舞羽美海(メアリー・スミス役)
個人的には2回、本番を迎える前にコロナで中止になってしまって、3回目の挑戦です。やっとこの場に立てることが本当に嬉しくて、お客様にお届けできることが本当に幸せだなと思います。お客様が入ってから完成する作品だと思うので、お客様参加型でぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。
≪見どころ、お気に入りのシーンについて≫
見どころはいっぱいありますが、(住んでいる)ウィンブルドンとストレタムという東と西が絶対に交わることがない中で交わっていく時。ウィンブルドンの警察とストレタムの警察官の2人が会うところが個人的に大好きですね。
▼十碧れいや(バーバラ・スミス役)
美海ちゃんは2回延期でしたが、私は3度延期だったので、今回4度目の正直になります。やっと初日を迎えられることがすごく嬉しいです。場当たりをやってみて、自分の中で色々ハッとすることがあったので、千秋楽まで気が抜けないなと思います。でもお客様に楽しんでいただけるように、精一杯お届けしたいと思います。
≪見どころ、お気に入りのシーンについて≫
見どころは、2人の警察官の対比もそうですが、ジョンが出てくるたびに汗がどんどん増していって(笑)、全身を使ってジョンを演じているあっぱれな山本さんのキラキラの汗が見どころです。
▼松井勇歩(トラウトン警部)
世間的に声を出しても大丈夫な状況になっている中で、コメディをお届けできることは嬉しいです。観に来ていただいた皆さんにはたくさん笑っていただきたいです。そして笑っていただける作品を届けたいと思っています。
≪見どころ、お気に入りのシーンについて≫
見どころは挙げ出すときりがないですけど、僕的には(石田)隼が演じるガードナーがもしかしたらこの作品の中で一番大変なんじゃないかなと。一番頭を働かせていて、一番周りを見ているガードナーがキーパーソンになっていると思います。それを見事にこなす隼をオススメとして挙げたいと思います!
▼ピクニック(ポーターハウス警部役)
今は集中していて自分のことで精一杯です。観られる方も少し気を抜いてたら、話がジェットコースターのように進んでいくので、気を抜かないで真剣に観ていただけたらと思いますし、そうなるように僕らも頑張ります。(一慶さんは3回目で)前回まで警察署は西署と東署という名前だったそうですが、それが今回からウィンブルドン署とストレタム署って言いにくい名前になっていて、なんでそうなったんだろうと。東と西ならもっと言いやすかったのに(笑)、僕らはそれを乗り越えてここに立っています。
≪見どころ、お気に入りのシーンについて≫
見どころは、ストレタムとウィンブルドンをちゃんと言えるのかとういうところと、小澤さんです!小澤さんがこのタイプの役を今まで演じたことがないそうで、楽しみにしていただきたいです。僕は圧がすごいなと思ったので、小澤さんの圧を生で感じていただければと思っております。
▼石田隼(スタンリー・ガードナー)
初日を迎えたなってくらいの思いでまだ実感が無く、これから始まるので身を委ねてみんなで頑張っていきたい気持ちです。
≪見どころ、お気に入りのシーンについて≫
見どころは、僕は初めてなんですけど、舞台が2分割されている事がおもしろいなと思っていて。あとは女性陣の美海さんとれいやさんの対比バランス。全く違う女性像がメアリーとバーバラで、それぞれメリット・デメリットのある家庭なんです。観てくださる男性の方は俺ならどっちの嫁がいいかなとか、楽しんでいただけるんじゃないかと思います。
▼小澤亮太(ボビー・フランクリン役)
稽古中もコツコツやっていくうちに、会話のキャッチボールが素敵な状態になっていき、積み上げてきてやっと初日を迎えられる嬉しさがあります。これから色んなハプニングもきっと起こると思うので、このドタバタの中でどう対処していくか、ドキドキしながら演じていけたら。
≪見どころ、お気に入りのシーンについて≫
僕はオープニングの静けさが好きですね。メアリーとバーバラの生活が見えて、平和だな~ってところから始まるシーンがすごくいいなと思います。そこからドタバタし出すので、冒頭のシーンが見どころですね。
――演出も務めた、山本一慶からメッセージ
「演出も今回務めましたが、皆さんの力があったからこそ、ここに立てていると思っています。お互いがお互いを支えていかないと、この舞台は最後まで駆け抜けることができず、しかも駆け抜けるスピードを落とすわけにもいかず、コメディは信頼関係が大事だと改めて思いました。バカバカしさに笑って笑顔になって帰れる作品ですので、お客さまにはハードルが高いものと感じず、ただただ笑いに来ていただけたら。ぜひ劇場に足を運んでいただければと思います」
【公演情報】
ロンドンコメディ『Run For Your Wife』
日程:2023年7月12日(水)~19日(水)
劇場:あうるすぽっと
作:レイ・クーニー 訳:小田島雄志/小田島恒志 監修:菅原道則 演出:山本一慶
出演:山本一慶(ジョン・スミス)、舞羽美海(メアリー・スミス)、十碧れいや(バーバラ・スミス)、松井勇歩(トラウトン警部)、ピクニック(ポーターハウス警部)、石田隼(スタンリー・ガードナー)、小澤亮太(ボビー・フランクリン)
<新聞記者役・日替り出演>
12(水) 14:00 KIMERU、12(水) 18:30谷水力、13(木)18:30安井一真、14(金)18:30松田岳、15(土)12:00鯨井康介、15(土)16:30鈴木裕樹、16(日)12:00髙木俊、16(日)16:30松村泰一郎、17(月)12:00橋本真一、18(火)14:00竹中凌平、18(火)18:30りゅうと、19(水)14:00宇野結也
料金:7,700円(税込み、全席指定)
企画・製作:アーティストジャパン
お問い合わせ:アーティストジャパン
03-6820-3500
https://artistjapan.co.jp