ロビン・シュルコフスキーとジョーイ・バロンが東京にやってくる! 「Lavish Joy ラヴィッシュ・ジョイ ~ 音・爛漫リサーチ、ライブインスタレーション&コンサート」開催

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ⒸDariusz Gackowski

 4月25日から27日にかけて、ゲーテ・インスティトゥート東京で意欲的なプログラムが行われる。
アメリカ出身のパーカショニスト、ロビン・シュルコフスキーとジョーイ・バロンは、長年ベルリンをベースに、パーカッションの持つ無限の可能性を追求し、それを世界中でコンサートやワークショップの形で広めてきた。今回の来日では、ふたりが3日間それぞれ方向性の異なる日本のトップミュージシャンをゲストに迎えて、パーカッションを中心にした無限の音世界を探求する旅へと観客を誘う。
 「ラヴィッシュ・ジョイ」とは「溢れんばかりの喜び」を多くの人たちと分かち合うこと。オープンスペースに組み上げた、何の変哲もない日用品のインスタレーションから生まれる豊かで多彩な音を、そこにいる人たちと分かちあって体験する。

【プログラムと出演者】
●4/25(木) 18:00~ 大友良英(ギター)、山本達久(パーカッション) ライブインスタレーション
●4/26(金) 18:00~ 吉原すみれ(パーカッション)、三橋貴風(尺八) 
      武満徹「シーズンズ」演奏及びライブインスタレーション
●4/27(土) 14:00~ 「声とパーカッション」のワークショップ
18:00~ 足立智美(ヴォイス) プレゼンテーション&ライブインスタレーション
      (※各回とも途中入退場可)

会場: ゲーテ・インスティトゥート東京、ホワイエ・ホール
107-0052 港区赤坂7-5-56 ドイツ文化会館1階

料金:3日間通し券 4/25 (木)~4/27 (土) 3,000円
1日券 4/25 (木)、4/26 (金)、4/27 (土) 各1,500円
ワークショップ参加(コンサート入場券兼用)4/27 (土) 1,500円
前売り:PEATIX https://peatix.com/event/3898781/view 
予約(当日清算):https://www.goethe.de/ins/jp/ja/ver/-lavish-joy.html 

~「声とパーカッション」ワークショップ 4/27(土)14:00-17:00 ~
(ロビン・シュルコフスキー、ジョーイ・バロン、足立智美)
楽器や声楽の経験は不要です。会場の音響インスタレーションを触ったり叩いたり音を出し、また足立智美の指導の下、様々な声を用いて、短い作品を創作します。18時からその作品を公開でプレゼンテーションします。ワークショップ参加者の方はプレゼンテーションに出演した後、続いて行われるライブインスタレーションとコンサートをそのままご鑑賞いただけます。
参加条件:高校生以上  定員:20人程度
参加料: 1.500円(18時からの入場券を兼ねます)

【出演者略歴(出演日順)】

4/25-27 ロビン・シュルコフスキー Robyn Schulkowsky
アメリカ、サウスダコタ州生まれ。世界中の人々に打楽器の素晴らしさを伝えることに専念し、新しい変わった楽器を創作するなど、音の可能性と新たな次元を探求し続けている。1980年、実験音楽の盛んだったドイツを訪れると、そこを活動の拠点としてシュトックハウゼン、ケージ、フェルドマン、クセナキスなど20~21世紀の最も重要なソロ打楽器作品を初演・録音し、旧ソ連、インド、アフリカ、南米、韓国、日本を含むツアーやヨーロッパの主要な音楽祭で作品を発表した。旺盛な実験精神により、さまざまな分野のアーティストとのコラボレーションを実現している。その中には、伝説的なアフリカン・ドラマー、コフィ・ガナバ、映像作家ギュンター・ユッカー、作家で映画監督のヘルベルト・アハテルンブッシュとマノン・デ・ブール、劇作家ローランド・シンメルプフェニヒ、振付家のマース・カニングハムとサシャ・ヴァルツなどがいる。また欧米全土の駅、船、バス停のためのサイトスペシフィックな作品を制作。教育にも情熱を注いでおり、1998年以来、パーカッション・ワークショップを多数の都市で開催している。

4/25-27 ジョーイ・バロン Joey Baron
その卓越した音楽性で世界的に知られるパーカショニスト。アメリカ、ヴァージニア州リッチモンドで生まれ、9歳で独学でドラムを始め、当時抱いたジャズと即興演奏への興味が現在までもその作品に反映されている。これまでに共演したミュージシャンには、カーメン・マクレエ、ルー・リード、トゥーツ・シールマンス、ローリー・アンダーソン、チェット・ベイカー、アレン・ギンズバーグ、ロン・カーター、デヴィッド・ボウイ、ジョン・ゾーン、ビル・フリゼール、ルー・ロウルズ、スティーブ・クーン、リー・コニッツ、ゲイリー・ピーコック、アル・ジャロウ、ジョン・アバクロンビー、ブライアン・イーノ、ジム・ホール、ジョー・ロヴァーノなどがいる。近年は革新的なジャズ集団、MiXMONK や、ロビン・シュルコフスキーとのプロジェクトの他、ソロ・コンサート、ワークショップなど多彩な活動を行い、インスピレーションと驚きをもたらし続けている。

4/25 大友良英 Yoshihide Otomo
1959年横浜生れ。十代を福島市で過ごす。即興演奏やノイズ的な作品からポップスに至るまで多種多様な音楽をつくり続け、その活動範囲は世界中におよぶ。映画音楽家としても数多くの映像作品の音楽を手がける。2008年YCAMでの展示をきっかけに、さまざまな人たちとのコラボレーションを軸に展示する音楽作品や特殊形態のコンサートを手がけると同時に、障害のある子どもたちや一般参加型のプロジェクトにも力をいれ、2011年の東日本大震災を受け福島で様々な領域で活動をする人々とともにプロジェクトFUKUSHIMA!を立ち上げるなど、音楽におさまらない活動でも注目される。2017年札幌国際芸術祭の芸術監督。2019年NHK大河ドラマ「いだてん」の音楽を担当。

4/25 山本達久 Tatsuhisa Yamamoto
主にドラムスを担当。独創的なソロや即興演奏を軸に、Jim O’Rourke/石橋英子との様々な活動をはじめ、カフカ鼾、石橋英子ともう死んだ人たち、坂田明と梵人譚、禁断の翼棟、オハナミ、NATSUMENなどのバンド活動多数。ex.芸害。青葉市子、UA、岡田拓郎、カヒミ・カリィ、笹倉慎介、七尾旅人、phew、藤原さくら、前野健太、山本精一など歌手の録音、ライブサポート多数。マームとジプシーなど演劇の生伴奏・音楽も担当。2011年ロンドンのバービカンセンターにソロ演奏で招聘されるなど、海外公演、録音物も多数。2020年オーストラリアのBlack Truffle Recordsよりリリースした「ashioto」はイギリスのMOJO Magazin誌において、2020年のBest underground record部門で1位を獲得。

4/26 吉原すみれ Sumire Yoshihara
東京生まれ。幼少の頃より、マリンバのレッスンを受ける。高校入学時より打楽器を学び、東京藝術大学に入学して打楽器を専攻。1972年、同大学大学院在学中に、ジュネーヴ国際コンクール打楽器部門で優勝。以後、ヨーロッパ・日本を中心にソロ活動を続ける。1977年、ミュンヘン国際コンクールで1位なしの2位を獲得。ソロ・レコードがRCAより全世界に発売される。以降、多くのソロ、デュオ、アンサンブルのレコードを発表し、多数の賞に輝いた。1991、97年にミュンヘン国際コンクール、1992年にジュネーヴ国際コンクールで審査員を務める。1993年、ニューヨークにてミュージック・フロム・ジャパン公演を行う。アンサンブル・タケミツメンバー。武蔵野音楽大学特任教授。

4/26 三橋貴風 Kifu Mitsuhashi
東京生まれ。1980年に第1回尺八リサイタルを開催後、国際的に活躍の場を広げる。1991年、カーネギーホールの100周年記念公演、1994年東京フィルハーモニー交響楽団のヨーロッパ公演にソリストとして参加。2004~2016年武満徹作曲「ノヴェンバー・ステップス」をベルリン・ドイツ交響楽団とベルリンとパリで演奏した後、ニューヨーク、バルセロナ、リヨン、京都、フィレンツェ、プラハなどで演奏。2016年ナント市および東京のラ・フォル・ジェルネにおいてリサイタル、春日大社の式年造替の折、公演を行う。国内外におけるリサイタルは150回を越えている。琴古流尺八大師範。琴古流尺八貴風会家元。大阪音楽大学客員教授。2009年文化庁芸術祭大賞。2010年文化庁芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。2011年紫綬褒章受章。

4/27 足立智美 Tomomi Adachi
パフォーマー/作曲家、音響詩人、楽器製作者、視覚芸術家。自身の声とエレクトロニクスによる作品、音響詩、即興演奏、現代音楽作品の上演から、サイト・スペシフィックな作曲、技術を持たない人々のための合唱曲などを、テート・モダン、ハンブルガー・バーンホフ美術館、ポンピドゥー・センター、ベルリン・ポエジー・フェスティヴァルなど世界各地で発表。2012年DAADベルリン芸術家プログラムによりベルリンに招聘。2019年アルス・エレクトロニカ Award of Distinction 受賞。オペラ《ロミオがジュリエット》で文化庁芸術祭賞大賞及び佐治敬三賞受賞。国際芸術祭「あいち2022」展示部門、パフォーマンス部門に参加。2023年米ニューヨークのジャパン・ソサエティー「ジョン・ケージと日本」企画監修。2022年より拠点を出身の金沢に移す。

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